国内の方のコメント


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やなせ たかし

太陽の会への応援メッセージ

[画像] やなせ たかし

銀河系宇宙の中でただひとつの美しい生命の惑星である地球が、大変あぶない状態にあることは皆さんよく知ってますよね。

ぼくらは力をあわせてぼくらの生命のふるさとである地球をまもらなくてはいけない。

世界中の子どもたちが力をあわせてぼくらの地球をたすけましょう。

やなせ たかし様のコメント原文(画像)

幸田 シャーミン

第19回地球環境ジュニア国際会議に参加する子供たちへ

[画像] 幸田 シャーミン

私たちのこの地球において、もっとも大切なことの一つは、自然界の生命の【つながり】です。

いろいろな生き物が暮らしていますが、どれ一つかけても、みんなが生けていけなくなってしまいます。なぜならばお互いが持ちつ持たれつのネットワークで支え合っているからです。

私たち人間も自然界のネットワークから様々な恩恵を受けて生きています。

生命の【つながり】を理解し、大切に守っていくことについて、今私たちが何をすべきか、実りあるディスカッションをして下さい。

石原 慎太郎 (東京都知事)

第十九回地球環境ジュニア会議

[画像] 石原 慎太郎

「生物多様性と環境―都市を一つのビオトープへ」

高度に発達した文明は、これまで我々人類に多大な恵みをもたらしてきました。一方で、文明の発達には環境にとって負の側面もあり、近年、地球温暖化に伴う気候変動や多くの生物種の絶滅など、世界中にかつてない深刻な影響をもたらしています。

我々には、これまで気の遠くなるような長い時間の中で、地球が育んできた多種多様な生き物たちと共存し、豊かな環境を次の世代へと引き継いでいく責務があります。そのためにも、今我々一人ひとりができるところから行動を起こしていかなければなりません。

今回の「地球環境ジュニア国際会議」が、地球の未来を支える皆さんにとって、生物多様性を考えるよいきっかけとなることを期待しています。皆さんのみずみずしい感性と自由な発想で、ぜひ未来の「東京」、未来の「世界」を描いてください。

湯川 れい子 (音楽評論・作詞・(財)水と緑の惑星保全機構評議員)

第19回地球環境ジュニア国際会議に寄せて

[画像] 湯川 れい子

未来を創るのは、私たちの夢の力です。あの鳥のように、自由に空が飛びたい!という夢の実現が、飛行機になり月まで行くロケットになりました。

もう一度、みどりを取り戻して、地球の砂漠化を押さえ、安心して暮らせる未来を創ろう!と考え、行動することが出来るのは、今まだ子供の皆さんです。私たち大人は、その発想力と行動力に対して、出来るかぎりのお手伝いをしたいと考えています。

さあ、30年後、50年後、100年後の地球と人類、すべての生き物たちのために、皆さんの夢を語り合い、知恵を出し合って下さい。心から期待し、熱いエールを送ります。

北野 大 (明治大学 理工学部教授)

太陽の会への応援メッセージ

[画像] 北野 大

地球温暖化に代表される現在の種々の環境問題は、私達みんなが考え、取り組まなければならない問題です。「誰かがやってくれるだろう」という他人任せでは、決して解決できません。まず、自分自身の問題として受け止めねばなりません。

温暖化の影響の一つに生物の多様性への影響があります。豊かな自然環境とは、きれいな大気、水、土壌に加えて、多くの生物が存在できる環境です。生態系は生物の種類が多いほど安定です。私たち人間は多くの生物の力を借りて生きています。またこの地球環境は私たち、人間だけのものではありません。より豊かな生物多様性のある環境にするため、皆さん方一人ひとりの努力を期待しています。

Environmental issues such as global warming are problems which we have to seriously think about. We cannot depend on others to take action. First, we have to realize that environmental issues are our own problem.

The affects on the biodiversity is one of the many damages caused by global warming. An abundant environment is an environment where diverse creatures coexist with clean atmosphere, water and soil. The ecosystem is more stable if more creatures exist. We humans cannot live without the help of the other living things. Moreover, the earth is not only for us; humans. Individual efforts are needed in order to maintain the balance of our environment.

さかなクン

太陽の会への応援メッセージ

さかなクン(顔写真)

[画像] さかなクンから頂いたイラスト

小泉 純一郎 (内閣総理大臣)

2002年 地球環境ジュニア国際会議 (第14回) へのメッセージ

人間として見失ってはならない“思いやりと感謝の心”……それは地球を救う重要なキーワードです。それをこのジュニア国際会議に参加する若い世代の心に育てていった太陽の会の原動力が、1985年に米国の心温かい音楽家たちによって、当時、飢餓に苦しむアフリカの子供たちの命を救うために作られた〈ウイ・アー・ザ・ワールド〉という歌であり、その心を風化させることなく、日本の子供たちが21世紀へ伝え遺す運動に取り組もうとしていることを知って大変に感動しました。

地球の平和や環境問題の解決への道は、それを願う多くの人たちの声によって拓かれてゆきます。私もその声を政治に生かす努力をしていますが、大人だけでなく子供たちの純粋な声が行動となった時、きっと地球は救われると思います。

今年の会議から始まる“ジュニア地球連邦”という太陽の会の国際的なネットワークの活動に期待すると共に、私はその活動を心から支持し応援するものです。

この会議に集う皆さん。私は皆さんの活動に大いに期待していますので、力いっぱい頑張ってください。

小泉 純一郎 (内閣総理大臣)

2001年 地球環境ジュニア国際会議 (第13回) へのメッセージ

環境問題には、政治、宗教、民族などの問題を超越し、世界中の人々が年齢や職業や地位などに関係なく、心を一つにして取り組まなければならない大変に重要な問題です。

日本もその責任を果たすために、いま世界の先頭に立って一生懸命に努力していますが、それには国境を超えて環境問題への高い意識を持った人たちを育ててゆく必要があります。そのことを考えると、次の時代を動かしてゆく若い人々に焦点を絞り、毎年「地球環境ジュニア国際会議」を開催するなど、長年にわたって活動を続けてこられた太陽の会の活動に対して、私は大きな拍手を送りたいと思います。

太陽の会の活動は26年にも及ぶと聞いています。この長い歳月の中で人間は確実に子供から大人へと成長しやがてそれぞれの国を動かす大きな原動力となるでしょう。私はその意味から十代の若い皆さんによるこの活動に大きな期待を寄せています。

21世紀の担い手となる皆さんたちが地球の未来のために努力している姿は、とても素晴らしく、頼もしい限りです。私はこの若いパワーを育てて地球社会に役立てるために、ぜひ力になりたいと考えていますから、どうぞ皆さんも力いっぱい頑張ってください。

森 喜郎 (内閣総理大臣)

2000年 地球環境ジュニア国際会議 (第12回) へのメッセージ

地球環境問題の解決には、私たち一人一人の地球人としての自覚が必要です。その自覚の中で最も基本的で最も大切なのは、地球に対する心からの感謝です。平和な国に住んでいる私たちは、水があるのは当たり前、空気があるのも当たり前という当たり前の感覚に慣れてしまっていたので、大自然に対して感謝する心を忘れていたようです。

どうか皆さん、私たち人間に生命を与えてくれた地球に感謝する心を基本にして、今日の国際会議を成功させて下さい。21世紀の地球を担うのは皆さんなのですから。

小渕 恵三 (内閣総理大臣)

1999年 地球環境ジュニア国際会議 (第11回) へのメッセージ

地球が、すべての生物の生存の基盤です。このかけがえのない地球が今、地球温暖化、廃棄物の量の増大など、深刻な環境問題を抱えています。美しい地球を守り、次の時代に引き継いでいくことは私たちに課せられた重大な責務です。そのためにも自然を愛し、資源を大切にする社会を築くことが必要です。

今回、太陽の会が「地球環境ジュニア国際会議」を開催し、色々な国の十代の皆さんがこの地球を守るための取り組みについて話し合うことは、重要な価値ある活動となると思います。なぜなら環境問題の解決は世界中の人たちが、大人や子どもという年齢の差を超えて集い、理解を深め、また協力し合うことから始まるからです。

将来の担い手である皆さん方の活躍を期待しております。どうか力いっぱい頑張ってください。

橋本 龍太郎 (内閣総理大臣)

1997年 地球環境ジュニア国際会議 (第9回) へのメッセージ

昨年、私は「地球環境ジュニア国際会議」の開催にあたって、皆さんへのメッセージを通じ、地球に対する思いやりと感謝の気持ちこそが、環境問題の解決につながる基本的な心構えであることを伝えました。

人間をはじめ、この地球上に生きるすべての生物の生命を生み出してくれた母体は地球であり、私たち人間は地球と生死を共にしながら生きているわけですから、もっともっと地球を大切にしなくてはならないのに、つい目先の便利さや快適さを求めるあまり、大自然の恩恵を忘れ、かけがえのない大切な地球を傷つける結果になっています。環境問題を解決する原点は、まさに地球への“思いやりと感謝の気持ち”から始まるのです。私は今こそ、次の時代の担い手となる皆さん自身が、それぞれ自分の心の中に人間として欠かせない“思いやりと感謝の気持ち”を育て、一人ひとりが地球を救う旗手になってくれることを願ってやみません。

太陽の会では、環境問題の解決の原点である“思いやり”の実践活動として、昨年から国連の難民高等弁務官事務所を通じて難民のために役立つ活動に取り組み始めたそうですが、これは十数年前にアメリカで45人の音楽家が“ウイ・アー・ザ・ワールド”という歌を通じ、飢餓に苦しんでいた多くの人々の生命を救った行動に感動した太陽の会の主宰者・北村得夫代表が、その人間味溢れる音楽家の人たちの心を手本にして始めた活動であることを知りました。私は地球を救うために、この国籍の違いを超えた“思いやりと感謝の気持ち”を原点とする活動に賛同すると共に、皆さんの活動を心から応援しています。

どうか世界中の人たちの未来が、国境を超えた若い皆さん方の力にかかっていることを忘れることなく、この《第9回・地球環境ジュニア国際会議》が地球社会の幸せな未来づくりにつながるよう、力いっぱい頑張ってください。

橋本 龍太郎 (内閣総理大臣)

1996年 地球環境ジュニア国際会議 (第8回) へのメッセージ

私は山登りが大好きです。山に登って大自然と向き合う時、私はいつも、その大きな力の中で生きてゆく人間の存在について、改めて考えさせられる思いがします。

地球は遠い昔この惑星に生命を生み出し、やがて人間を誕生させました。20年以上にわたる太陽の会の活動の基本は“思いやりと感謝の心”だそうですが、私は地球の人との関係についても同じことが言えると思います。私たち人間を生み、育ててきてくれた地球に対して、人なら誰でも感謝の念を持つのは当然と分かりながらも、現実には毎日の生活に追われるあまり、つい大自然の恩恵を忘れ、便利さを求めて地球を傷つける結果になっています。こうした意味からも、私は次代の担い手となる皆さんの心に、地球への感謝の思いを植え付けながら、その意見を世界各国の首脳や大人社会に広く伝えてゆくこの会議の存在こそ、人間の未来のために重要な意義あるものと思います。

地球社会の未来は、若い皆さん方の手の中にあるのです。これからも、この若い世代による会議が世界の人々の幸せにつながることを願い、そのためには私自身も喜んで皆さんの活動を応援します。

若い皆さん、どうか、力いっぱい頑張ってください。

村山 富市 (内閣総理大臣)

1995年 地球環境ジュニア国際会議 (第7回) へのメッセージ

環境問題は政治や宗教や民族問題などを超越し、世界中の人々が年齢や職業や地位などに関係なく皆が心を一つにして取り組まなくてはならない大変に重要な問題です。日本も、その責任を果たすために、いま世界の先頭に立って一生懸命に努力していますが、その解決にはどうしても長い歳月が必要です。

そのことを考えると、次の時代を動かしてゆく若い皆さんに焦点を絞り、毎年「地球環境ジュニア国際会議」を開催するなど、20年間にわたり日本と世界の子供たちの未来を幸せにするために活動を続けてこられた太陽の会の努力に対して、私は大きな拍手を送りたいと思います。

私は本日、ここに集まった若い世代の皆さんたちの輪が世界各国に拡がり、その成果が地球の将来に役立つことを大いに期待し、皆さん方の活動を応援して参りたいと思います。

皆さん、どうか力を合わせて、この大切な地球を救うために頑張ってください。

私も平和で美しい地球を次の世代の人たちへ残すために力いっぱい頑張ります。

羽田 孜 (内閣総理大臣)

1994年 地球環境ジュニア国際会議 (第6回) へのメッセージ

先日あるテレビ番組で、ボスニアからトルコへ脱出した少女が、「生きていられることこそ最高の幸せ」という意味の発言をしていたのを聞いたことがあります。このように戦争に巻き込まれて生命の危険に曝されている子供たちもいます。環境の破壊や汚染で被害を受けている子供たちもいます。食料や医薬品がなくて苦しんでいる子供たちもいます。いま地球上では、いろいろ困難な問題に直面しながらも、それでも一生懸命に生きようとしている沢山の子供たちがいます。

そのような各国の子供たちの真剣な声を集めて世界の首脳へ伝え、子供パワーを結集して地球を救う新しい世論の波を創ろうとしている、太陽の会の二十年間にわたる活動を知り、私は大きな感動を覚えました。地球の平和や環境問題の解決への道は、それを願う多くの人たちの声によって拓かれてゆきます。私もその声を政治に生かす努力をしていますが、大人ばかりでなく、子供たちの純粋な声が行動となった時、きっと地球は救われると思います。

その子供たちの声を生かす《第6回・地球環境ジュニア国際会議》の開催に際し、私はこの会議の長年にわたる積み重ねとその結果が、国境を越えて世界の子供たちと、各国の首脳や各界のリーダーを結ぶ“地球を救うホットライン活動”につながって花を咲かせ、実が結ばれる日の近いことを予感すると共に、私自身も地球を救う子供たちの行動に役立ちたいと願っています。

宮沢 喜一 (内閣総理大臣)

1992年 地球環境ジュニア国際会議 (第4回) へのメッセージ

皆さんご存知のように、今年はブラジルで「環境サミット」が開催されます。地球の環境に関する話し合いは、これまでのような「国益」の次元を遥かに超えて、いままで人間が経験したことのない「地球益」として考え、取り組まなくてはならない大切な問題です。

これまで、人間が知らず知らずのうちに傷つけてしまった、このかけがいのない地球の傷を癒し、なるべく無傷の状態に戻して次の世代の人たちへ渡すことこそ、私たち大人の大きな責任ではないでしょうか。その責任を果たすために日本も世界の国々の先頭に立って、地球的な国際貢献を果たしてゆくわけですが、その日本で行なわれている国際的な地球を救う活動として太陽の会が毎年開催している「地球環境ジュニア国際会議」があります。

この子供たちの会議も今年で4年目を迎えるにあたり、私はその成果や、会議を支えている皆さんたちのネットワーク《地球こども共和国》の展開について、この際、その存在を日本から世界へ向けて発信し、その結果として子供たち同士が友達になって国境を超えて協力し合うようになれば、それは日本から始まった子供たちの手による国際貢献として、大きな意義を持つことになると思います。

「地球環境ジュニア国際会議」に参加した皆さんも、《地球こども共和国》で行動している皆さんたちも、どうか力を合わせて地球を救うために頑張ってください。

私も平和で美しい地球を次の世代へ残すために力いっぱい努力します。

そして《地球こども共和国》の輪が各国に拡がり、その成果が上がることを期待すると共に、私は皆さんの活動を全面的に応援するものです。

海部 俊樹 (前内閣総理大臣)

1992年 地球環境ジュニア国際会議 (第4回) へのメッセージ

環境問題の解決は政治や宗教や民族などの違いを超越し、全世界の人々が心を一つにして取り組まなければならない大変重要な課題であります。かけがえのない地球が環境破壊による危機に曝されている今、世界中の子供たちの幸せを守るために、私たちは責任のある決断を下さなければなりません。

太陽の会は、18年間にわたって活動を続けて来られ、毎年開催されるこの地球環境こども国際会議の決議から“地球こども共和国”という国際的なネットワークを生み出し、子供たちは今、世界へ向けて地球を救う活動を展開しています。

このような子供たちの努力を評価するものの一人として、私はこの活動を積極的に応援すると共に、世界の新しい波になることを期待しています。


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