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三木 睦子 (会長、三木武夫元首相夫人)

[画像] 三木 睦子

いま地球上では各地で紛争が絶えず、多くの尊い生命が失われ、また環境汚染の問題も深刻です。太陽の会では、地球の平和と環境問題に関する子供たちの意識を高めるために、若い世代が自由に意見を述べ合う様々な場をつくり出しておりますが、子どもたちの純粋な意見の中には、現実的な私たちが見失いがちな人間らしさがあります。

私たちはこのような意見を世界に伝えて、国益や国力を考えるのと同じように、地球人として地球益を考え直す世論の波にしていきたいと願っております。

北村 克予 (理事長)

[画像] 北村 克予

日本を取り巻く環境問題は、単なる環境の悪化という現象を超えて、国と国の利害に関わる問題となっています。特に、先進国と途上国が混在するアジア地域は、経済発展と環境保護に対する認識に激しい差が存在しています。そのような状況において、政治や経済、文化面に加えて、環境面での相互理解の醸成が必要となっていると感じています。

特に、児童期、青少年期より、環境に対する問題意識を確実に涵養すること、また、環境問題と人間の生活様式が密接に関係していること、さらに国境を越えた環境問題の解決には、それぞれの地域に暮らす人々との間に確かなコミュニケーションを築くことが大切であることを知ることは、重要であります。

私たちたいようの会は、これまで18年間にわたって地球環境ジュニア国際会議の開催「地球を救うアイディア募」などの事業を通して、子ども環境教育を行ってきました。今後もこれまでの活動を活かし、現状の環境問題に即した、世界中の子どもを中心に、環境啓発活動を通じて、国と国の利害を超えた、『地球益』という考え方を理解でき、リーダーシップを発揮できる人材育成を行うことを目的とし、これからも活動していきます。

佐々木 昭雄 (理事)

[画像] 佐々木 昭雄

子供の頃、親から「現実の社会は厳しい」などとよく言われました。確かに社会には厳しい面があり、親心で私に色々忠告してくれたことも理解できます。しかし、大人となった私が"厳しい社会"が当然だと思っていては、何も変わりません。私は"厳しい社会"より"優しい社会"が好きです。人に優しい社会、自然に優しい社会が好きです。では、優しい社会を創るにはどうしたら良いでしょうか?そのヒントは、純粋な子供の心にあるのではないでしょうか。そこから湧き出る様々な発想を、私たち大人が謙虚に受け止め、参考にしていくことが大切なのではないでしょうか。

そんな思いから、作曲家の北村得夫さんが、30年以上も前に立ち上げたのがたいようの会です。子供達から地球を救うアイディアを世界共通語である絵で募集し、ジュニア国際会議を開き、その意見を世界の人々に発信する。その子供達も、大人となってあらゆる分野で活躍しています。会の事務局長も現役の大学生です。

たいようの会は、環境教育を通じて子供達の心の中に素敵な芽を植えてきました。時間のかかる地道な活動ですが、皆様のご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。


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